高視認性作業服とは-JIS T8127 安全服

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安全確保には高視認性安全服で決まり!

海外ではすでに一般的になっており、日本は後れをとっているのが現状ですが、国際規格「ISO 20471」に対応するJIS規格「T8127高視認性安全服について詳しく解説していきましょう。

まずは、おさらいから――そもそも高視認性安全服とは、工事現場や鉄道・高速道路などの作業者が着用する目立つ作業服のことです。交通の往来のある場所で自身の存在をより早く認識してもらい、車両との衝突事故を防ぐ目的で着用します。

日本ではこれまで、歩行者(作業者)と車両の事故防止のため、車両側(運転側)に注意を喚起していましたが、これだけでは事故の減少に限度がありました。そのため、今後は歩行者(作業者)も自らの身を守る手立てを講じる流れになり、高視認性作業服の着用が推奨されるようになったのです。

高視認性作業服

高視認性作業服ズボン

従来の作業服と高視認性安全作業服、何が違うの?

これまでの一般的な作業服と高視認性安全服は、何が違うのでしょうか? 細かい数値などの基準はありますが、以下の3つを満たしていることが、高視認性安全作業服の条件になります。

01 蛍光素材を使用している

高視認性安全作業服には、蛍光色の生地を使う必要があります。日中でも曇っている日や薄暗い場所、少し離れた場所などでは、濃い色は見えにくくなるため、視認性に優れた蛍光色を使いましょうということですね。蛍光色と言っても様々な色がありますが、なかでも注意喚起効果の高い「蛍光イエロー」「蛍光オレンジ」「蛍光レッド」の3色に限定されています。

02 再帰性反射材を使用している

高視認性作業服では、再帰性反射材を使用していることが原則となります。「再帰性反射」とは、ある面に入射した光がそのまま光源のほうに戻るように反射すること。車のテール部分やガードレールの反射板などは再帰性反射の性質を持っていますが、これが作業服の素材にも求められるようになったということです。ユニフォームに再帰性反射材を使うことで、車のヘッドライトの光がユニフォームに当たると、そのまま車の方向に反射するためドライバーに注意を促すことができます。

03 視認性の高いデザインになっている

蛍光素材や再帰性反射材を使うとしても、無造作な使い方だと、視認性が向上しない可能性もあるでしょう。そのため、蛍光素材や再帰性反射材を使用する最低面積や、それらを必ず付けるべき場所など、より視認性が高まるデザインが規定されています。

高視認性安全服

高視認性作業服 ブルゾン

従業員の安全を守るために作業服ができること

大阪ガスが、30年ぶりに全現場の作業服を一新することがニュースになりましたね。同社の新しい作業服は、道路上や夜間の作業が多い部署で使用するもの(高視認タイプ)、その他の部署で使用するもの(中視認タイプ)と、作業の危険度に合わせて2種類を準備するようです。プレスリリースでは、昼夜を通して周囲からの視認性を高め、周囲の車両や従業員の事故防止・安全性向上を図る旨、発表しています。

企業には従業員の安全を守る義務があります。まだ高視認性安全作業服への移行が済んでいない企業様は、ぜひこのタイミングでご検討くださいね。

高視認性安全作業服

高視認性安全作業服の提案について

ユニフォームのダイイチでは、高視認性安全作業服のデザイン提案も行っています。高視認性安全作業服リニューアルをご検討の際はお気軽にご相談ください。無料カタログ請求もご活用ください。

ユニフォームのダイイチ お客様インタビュー

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