地球温暖化が叫ばれる昨今、ここ数年の夏は一段と暑さが増していっているように思えます。暑さ対策の一環として、日本では2005年から「クールビズ」が導入されており、夏になればノージャケット・ノーネクタイが当たり前になってきました。
クールビズと聞くとオフィスシーンを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は作業服にもクールビズがあるということをご存知でしょうか? 今、作業着のクールビズとして「電動ファン付きウェア」が注目を集めています。
電動ファン付きウェアとは、その名のとおり、ウェアに備え付けられた小型の電動ファンが服の中に風を送り込む仕様の作業着。工場内作業や屋外作業であっても涼しく快適な着心地を維持できるのが最大のメリットです。今回は、熱中症対策の作業着「電動ファン付きウェア」について解説していきましょう。
作業着なのに涼しい!電動ファン付きウェアの魅力
電動ファン付きウェアの魅力としてまず挙げられるのは、「涼しさ」です。電動ファンによって取り入れられた空気を作業着との間に流すことにより汗を蒸発させ、その時の気化熱によって体を冷却します。これによって、夏場に懸念される熱中症を予防できます。また、発汗を防ぐことができるのもメリットです。汗をかくということは体力を消耗するということなので、余分な発汗を少なくできれば、すなわち労働災害の防止や作業効率の向上も期待できます。さらに、汗を抑えることで職場からニオイが減り、汗疹などの皮膚病にかかるリスクも下がります。
このように、電動ファン付きウェアは熱中症を事前に防止できるだけでなく、快適な職場環境を提供することもできるのです。
コスト削減&地球にやさしい!
もう一つ、電動ファン付きウェアの特徴として魅力的なのが、コストを削減できること。たとえば、スタッフ一人ひとりが電動ファン付きウェアを着用していれば、倉庫や工場などの全体を冷やす必要がなくなり、エアコン代を削減できます。また、月に何十万もの電気代をかけて大量に排熱するエアコンに比べ、乾電池や充電によって動く電動ファン付きウェアの排熱はもちろんゼロ。経済的な面からみても、環境負荷の面からみても、大きなアドバンテージだと言えるでしょう。
海外でも話題になった「空調服」
電動ファン付きウェアを生み出した会社として、韓国やイギリスなど世界各国のニュースでも紹介をされた会社が日本にあったことをご存知でしょうか? その会社は「株式会社空調服」。東京都板橋に本社を置き、空調服(電動ファン付きウェア)だけに留まらず、空調ヘルメットや空調ベッドなどの製品を取り扱っています。
空調服を開発した経緯として、「エアコンのように電力を大きく消費して空間を冷却するのではなく、少ない電力で体だけ冷やすことができれば」というコンセプトがあったとのこと。地球温暖化が叫ばれる今だからこそ、空調服の持つエコロジーな機能を、企業だけでなく、広く社会に普及させようと努めている会社なのです。
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人気のバートルエアークラフト
毎年売り切れ続出、ファン付きウェアの中でも人気のバートルエアークラフト。暑い季節でも快適に作業を行うことができ猛暑下、熱中症対策として作業中の体温調節をサポートします。ファンバッテリーセットのブラック色のデザインは、シンプルでスタイリッシュな印象を与えます。
バートルエアークラフト2023 ファン付き作業着用は、さまざまな場面で活躍します。特に屋外や高温環境での作業に最適です。長時間の労働や激しい動きでも快適さを保つことができます。また、汗をかいてもムレずに清涼感をキープします。
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空調風神服
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熱中症対策作業服「空調服」まとめ
今年の夏もきっと暑いはずです。熱中症予防にも役立ち、コスト削減にもつながる電動ファン付きウェアは、夏場の作業服としてうってつけ。屋外作業をする会社や、高温多湿での室外作業が発生する会社、工場などで大人数が稼働する会社など、電動ファン付きウェアの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
空調服、作業服デザイン提案について
ユニフォームのダイイチでは、空調服・作業服のデザイン提案も行っています。作業服夏服リニューアルをご検討の際はお気軽にご相談ください。無料カタログ請求もご活用ください。