01 JA兵庫信連の制服は、着まわしが60通り!?
みんなで同じ格好をするのが制服――多くの人がそう考えていると思います。違いがあるにしても、季節によって、また男女で違うくらいだとお考えかもしれませんが、最近は少し事情が違うようです。
「揃ってない」ユニフォームがトレンド!?でもご紹介したように、「画一的なユニフォーム」から「選択肢のあるユニフォーム」へとシフトしつつあるのが最近の傾向です。
JA兵庫信連は、窓口対応をする女性職員の制服を刷新しましたが、リニューアルした制服の最大のポイントは「着まわしできる」こと。従来は1種類の制服でしたが、ユニフォーム刷新のタイミングでスカートやパンツ、ブラウス、ジャケットなどの種類を複数用意して、60通りもの着まわしができるようにしたのです。「制服でも個性が出せ、女性職員が誇りを持って働くことにつながれば」というのは、同信連のコメント。これなら選ぶ楽しさが尽きなさそうですね。
02 スターフライヤーはアイテムを選べる制服!?
2016年3月16日に就航10周年を迎えたスターフライヤー。同社が12月から、客室乗務員(CA)の制服と、空港の地上旅客係員の制服を刷新することがニュースになっていました。航空会社と聞くと、制服を頻繁にリニューアルしているようなイメージがあるかもしれませんが、同社にとっては就航以来初の制服リニューアルとなるそうです。
これまでは、CAの制服と旅客係員の制服でデザインが異なっていましたが、リニューアルのタイミングでこれを統一。新制服は、職責によってデザインを分けることになるようです。黒と白を基調とした機体に合わせたデザインは継承。コンセプトとして、同社のエアバスA320型機をイメージしたゆるやかな曲線を採り入れています。
機能面では、CAや旅客係員の意見を採り入れて、動きやすさを追求。現行の制服よりもストレッチ素材の使用箇所を増やしました。また、業務中にしゃがんで作業するシーンに備え、ボトムからシャツが出ない工夫がなされています。ジャケット以外にもワンピースなどのアイテムを加え、各自が自由に着こなせるようにしているのも面白いですね。
03 パルコのインフォメーションスタッフは3年おきに制服を刷新?
制服ユニフォームを決めるときは、「飽きがこないデザイン」「繰り返し洗っても傷まない」など、長く使うことを前提に考えると思います。制服を刷新するタイミングで、さらに次の刷新のことを考えている企業はほとんどないと思います。そんななか、パルコは3年に1回、インフォメーションスタッフのユニフォームを刷新しています。流行を牽引する百貨店の顔になるスタッフの制服ですから、常に最先端のデザインを!という想いがあるのですね。
ちなみに、パルコの新しい制服をプロデュースしたのは、ジャーナルスタンダードのレディスチーム。紺を基調にした制服は、ジャーナルスタンダード特有のワーク・ミリタリーテイストや、70~80年代のアメリカンテイストを反映。ハイウエストの膝丈スカート、ダブルボタンのジャケット、七分丈のカットソーなど、随所にこだわりが感じられる制服になっています。
接客業ユニフォーム
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オフィスユニフォームデザイン提案について
今回は「受付制服・航空会社ユニフォーム事例」について書かせていただきました。
e-UNIFORMでは、作業着・事務服・飲食店ユニフォームなどのデザイン提案も行っています。ユニフォームリニューアルをご検討の際はお気軽にご相談ください。無料カタログ請求もご活用ください。