日本ブランドの鍵!インバウンド「おもてなしユニフォーム」どう変わる?

おもてなしユニフォームはどう変わる?

2020年の東京オリンピックでは、東京都の観光ボランティアのユニフォームおもてなしユニフォーム」をどうするかについても、ちょっとした話題になりました。

以前のコラムでも取り上げたおもてなしユニフォームは、現在どのような状況となっているのでしょうか?

「ダサい」…酷評された都知事のデザインセンス

舛添元東京都知事が、2015年6月に導入した「おもてなしユニフォーム」。この観光ボランティアのユニフォームは、舛添氏の肝いりでスタートした「東京のブランド戦略」において大きな役割を果たすものと期待されていましたが、当初から評判は決して良くはありませんでした。デザインや色合いに統一感がなく、インターネット上でも「ダサい」「格好悪い」などといった批判が相次ぎ・・・。ファッションデザイナーのコシノヒロコ氏も、このユニフォームに対して「日本人が持つ素朴さや謙虚さといった良い面を良い形で出すには”上品さ”が欠かせない。オヤジ感覚でものを選んではだめ」と酷評しています。

機能性とファッション性を兼ね揃えた、万人に受け入れられるユニフォームを考案するためには、やはり相応のデザインセンスが求められます。もちろん、デザインの好みは人それぞれですが、舛添氏のデザインセンスに共感できる人は少なかったのかもしれませんね。

見直される「おもてなしユニフォーム」

舛添氏に代わって東京都知事に就任した小池百合子氏は、おもてなしユニフォームに対して「申し訳ないけど、色はバラバラだし。ユニフォームについては躊躇なく変えたいと思います」と宣言しました。そのうえで、再度ユニフォームの方向性などを練っていくために「東京ブランドのあり方検討会」を開催しました。

この検討会には、コシノヒロコ氏のほか、シャネル代表取締役社長のリシャール・コラス氏、ファッションジャーナリストの生駒芳子氏、良品計画前会長で松井オフィス代表取締役社長の松井忠三氏など、そうそうたる顔ぶれが参加。多岐にわたる意見が寄せられ、小池都知事は「皆さまから出た意見は『バラバラすぎて統一をせよ』ということではないかと思う。私も最初にユニフォームが季節によって様々な色になっているのを見て驚いた。要は統一感。国内外に何を伝えていくのかというコンセプトの問題にいきつくのではないか」と話し、引き続き、検討会を開催していく意向を示しています。

接客ユニフォーム

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和柄の接客エプロン

「おもてなしユニフォーム」インバウンドまとめ

企業や店舗などでも、勢いだけでユニフォームを制作してしまうと、今回のおもてなしユニフォームの騒動のようになってしまうかもしれません。ユニフォーム選定・制作の前に、組織としてのブランディングの方向性をしっかりと定めておかなければ、失敗のリスクは高くなってしまいます。そういった意味では、「東京ブランドのあり方検討会」を発足した小池都知事の判断はとても良いものだったのではないでしょうか。様々な人の意見が取り入れられたうえでリニューアルされるユニフォームがどのようなものになるのか、楽しみですね。

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今回は「インバウンド おもてなしユニフォーム」について、書かせていただきました。

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