失敗しない制服・ユニフォームの選び方【カラー・暖色編】に続き、今回は【寒色/中間色編】をお届けします。赤やオレンジ、黄色やピンクなどの暖色は、暖かさや温もりを感じる色ですが、これに対し寒色は、寒そうなイメージや冷たそうなイメージを想起する色だと言われています。これだけ聞くと、「ユニフォームは暖色のほうがいい」と思われるかもしれませんが、業界や職種、顧客層によっては、寒色の制服のほうが適しているケースは多々あります。
また、寒色にも暖色にも属さない中間色として代表的なのが緑色と紫色ですが、この2色もユニフォームには多く使われる色です。ユニフォームの色でお悩みの方は、寒色や中間色が見る人にどんなイメージを持ってもらえるのかをぜひ押さえておきましょう。
会社ユニフォーム 色の持つ効果「寒色編」
寒色として代表的な色は青です。緑や紫は、次で解説する中間色に分類される色ですが、たとえば青緑や青紫など青系統の色は寒色に分類されます。
青色
青色は、年齢・性別を問わず世界的に好感度の高い色で、特に日本人は青色を好む国民だと言われています。空や海、水など自然をイメージしやすいため、私たちの感情を和らげ、落ち着いた気持ちをもたらしてくれます。この効果から、施術着や手術着など医療施設のユニフォームとして使われることも少なくありません。また、青は知性的・理性的な印象も強く、周囲に誠実さをイメージしてもらえる色でもあります。加えて、クールで爽やかな印象も持つため、清潔感・信頼感が求められる現場のユニフォームとしては最適だと言えるでしょう。
色の持つ効果「中間色編」
中間色は暖色と寒色の中間に当たり、温度を感じさせない色のことです。刺激が少ない色であることから、安らぎや癒しのイメージづくりのために、ユニフォームにもよく使われます。
紫色
紫色は、私たちの感性を豊かにし、インスピレーションを高めてくれる色だと言われています。そのため、クリエイティブな要素が強い業界・職業においては、制服に紫色がよく使われます。また紫には、緊張や不安を癒し、穏やかな気持ちをもたらす効果もあります。さらに、紫には他の色にはない「高貴」なイメージがあります。富裕層をターゲットにした店舗などでは、高級感・上品さを演出するためにユニフォームに限らず使いたい色です。
緑色
緑色は、「安心」「安全」「自然」「健康」など、好ましい印象をたくさん持った色です。特に「自然」は、緑色が持つもっとも強いイメージだと言えます。誰もが、森に行ったり植物に触れたりすることで、心が癒されたり穏やかな気持ちになったりした経験があると思います。人は、ストレスが溜まっているときや心のバランスを崩しているとき、無意識に緑を求めるようです。エステやアロマテラピー、マッサージや鍼灸院など「癒し」「安らぎ」をコンセプトとするような業種・店舗のユニフォームにはぴったりです。また、「安全」への関心が高まる近年では、建築・土木・物流・メンテナンス系の企業などは、安全性を印象づけるためにユニフォームに緑色を採用することが多くなっています。
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オフィスユニフォームデザイン提案について
今回は「ユニフォームのカラー 寒色」について書かせていただきました。
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