明るく元気で、親しみやすいオレンジ色
赤と黄色の中間に位置するオレンジ色は、この2色のイメージの「良いとこどり」をしたような色。「元気」「健康的」「幸福」「活力」「好奇心」などのプラスイメージを持ち、太陽のようなあたたかや賑やかさを感じさせ、エネルギッシュで陽気な気分にさせてくれます。明るく前向きなイメージで多くの人から好意的に見られるため、制服ユニフォームに取り入れる色としても最適。見る人の注意を引きつけるとともに、安心感・幸福感を与えてくれます。
また、オレンジ色は食欲を促す働きがあり、食事を美味しく感じさせる効果もあるので、飲食店のユニフォームの色に使うのもおすすめです。その他、親しみを増し、仲間意識を高める働きもあるため、そういった意味では、チーム・組織を一致団結させるための制服・ユニフォームとしても最適です。
以下では、制服ユニフォームのカラーに「オレンジ色」を採用している企業を3社、ピックアップしています。航空会社2社と飲食店1社、それぞれのユニフォームについてご紹介していきましょう。
航空会社制服 事例:アエロフロート/ロシア航空
ロシアの航空会社「アエロフロート・ロシア航空」のキャビンアテンダントの制服です。2015年の米Yahoo!が発表した「世界で最も上品な客室乗務員の制服」のひとつにも選出されています。
デザインは、ロシア人デザイナーのジュリア・ブナコワとエフゲニー・ホフロフが担当。オレンジを基調にしており、手袋などポイントに白が使われています。スタイリッシュさのなかにも親しみやすさを感じるのは、オレンジ色が持つ効果だと言えるでしょう。Yahoo!は、「アエロフロートで飛行すると、まるでテレビショーのなかにいるような気持ちになってくる」と、独特の比喩でCAの制服の効果を表現しています。
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https://www.facebook.com/aeroflotinternational/photos/a.170033639855058.1073741828.168772279981194/521424644715954/?type=3&theater
飲食店ユニフォーム 事例:HOOTERS(フーターズ)
フロリダ発の飲食店「HOOTERS(フーターズ)」の看板でもある、フーターズ・ガールのユニフォームです。フーターズは、日本では2010年10月に赤坂見附に1号店をオープンして以来、店舗数を拡大している人気の飲食店。「カジュアルアメリカンダイニング&スポーツバー」というコンセプトを最大限に表現しているのが、フーターズ・ガールの制服です。
オレンジのショートパンツに白のタンクトップというチアガールスタイルは、従来の飲食店の制服の概念をくつがえすもの。ロゴも内装もオレンジを基調にしており、ブランドカラーへのこだわりが伺えます。“オレンジ色”が行き交う空間にいるだけで、明るく楽しい気分になってくるから不思議ですね。
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https://www.facebook.com/HootersJapan/photos/a.458137544200578.119901.407462785934721/1311290568885267/?type=3&theater
航空会社制服 事例:Jetstar(ジェットスター)
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https://www.facebook.com/JetstarAustralia/photos/a.353366398040418.80467.144075565636170/450276198349437/?type=3&theater
2012年に発表された、ジェットスターのキャビンアテンダントの制服です。オーストラリア、ニュージーランド、ベトナム、シンガポール、日本を拠点とするジェットスターグループ共通のユニフォームとして採用された新しい制服で、各エリアのスタッフが参加してデザインが考案されました。グループのアジア展開という背景もあり、新制服にはアジアのテイストも盛り込まれています。
女性用の制服は、ジェットスターのコーポレートカラーであるオレンジのジャケットに黒いパンツ。男性用は上下とも黒ですが、襟元にオレンジのラインを入れています。黒と組み合わせることで、オレンジ色が上品で落ち着いた印象に見えますね。
オレンジ色のシャツユニフォーム
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オレンジ色の事務服スカーフリボン
業務用ユニフォームデザイン提案について
今回は「会社制服・飲食店ユニフォーム オレンジ色の効果」について書かせていただきました。
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