近年医療現場では定番となりつつある医療スクラブの魅力についてご紹介したいと思います。
改めてになりますが医療スクラブとは、半袖で首元がVネックの医療用白衣のことを指します。
最近では医療ドラマでも多く着用されていますし、クリニックから大きな病院、介護施設のユニフォームまで採用されていますので、目にした事のある方も多いと思います。
スクラブと聞くと洗顔料などに含まれる研磨剤を思い浮かべる方も多いかもしれません。実はこの医療用スクラブの語源も洗顔料のスクラブと同じ「ごしごし洗う」から来ているのです。工業洗濯対応でごしごし洗っても傷みにくいからなんですよ。
医療スクラブの魅力 その1 とっても動きやすい!
スクラブはゆったりとしたデザインになっているため、締め付けられているようなストレスはありません。
手術や治療を行う医療従事者にとっては、機能性が高く動きやすく可動域が広いという事はとても重要です。
医療スクラブの魅力 その2 とってもおしゃれ!
一昔前の医療現場では看護士制服といえば、白が定番でした。
しかし今はカラーの種類がとても豊富ですし、キャラクターものや花柄などかわいらしいものから、おしゃれなブランドスクラブまでたくさんの種類があります。
クリニックのイメージカラーで揃えたり、こどもの患者に安心感を与えるようなキャラクターで揃えるなど、医療スクラブの選び方もとても自由になっています。
医療スクラブの魅力 その3 お手入れが簡単!
常に清潔さが求められる医療現場では、お洗濯しやすいスクラブがぴったりです。
工業洗濯対応の丈夫なものが数多くあるのでクリーニングも安心して出す事ができます。また、家庭洗濯もしやすく、常に清潔でいられます。
医療スクラブの魅力 その4 サイズが豊富!
多くの医療スクラブではSSなどの小さいサイズから4L、5Lといった大きいサイズまで豊富なサイズ展開となっています。そのため、着る人を選ばず皆で同じスクラブを着用する事ができ統一感と士気が上がる事間違いなし!
スクラブの魅力についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
とても親しみやすく、医療現場を明るくするスクラブはカラー、デザイン、豊富な種類で選ぶ楽しみもあります。e-UNIFORMでは多くのスクラブを扱っております。
是非、あなたにぴったりのメディカルユニフォームを見つけて下さい。
医療スクラブ カラーバリエーション
現在、医療スクラブのカラーバリエーションとデザインは非常にたくさんあり、毎年新作が出ています。スクラブの色は職業や専門分野によって決められている物ではないため、病院制服、薬局、クリニックなどの医療業界以外に、介護の分野でも幅広く使われており、それぞれに合わせた様々なカラーバリエーションが増えています。
単色の医療スクラブの場合、以前からサックスやライトピンク等の淡い色合いは変わらず人気です。清潔感や、かわいいなど、柔らかいイメージを持たれる事が多く、特にサックスはホワイトに次ぐ定番のメディカルカラーとなっています。メインの白衣と合わせ、2色目として選ばれることもあれば、逆にメインの制服としてサックス色の医療スクラブが採用されることもあります。
ここ数年では、医療スクラブ人気上位のカラーは、ネイビーや、ワイン(バーガンディ)など、暗めの落ち着いた配色も増えてきました。スクラブにおける暗めの色は、落ち着いたイメージや信頼感を感じやすい色であり、元々の色のイメージからも、性別や年齢を選ばずに着用することができるため、幅広く使われています。
かつては、患者さんの出血に気づきにくいなどの理由でNGだったブラックや、ダークネイビーも、医療ドラマでの採用をきっかけに「かっこいい」というイメージが強まり、多くの方にご利用いただいています。
最近増えてきているのが、彩度の高い色合いの医療スクラブです。ライトグリーンや、ビビッドピンク等を、ネイビーやホワイトのスクラブに差し色として合わせることで、単調なイメージから、活発で、前向きな雰囲気のデザインになっています。こうしたデザインは、アウトドアウェアやスポーツウェアの流行で増えてきているほか、スポーツブランドとの提携によって、従来よりも動きやすく、アクティブでおしゃれなデザインになっており注目されています。そのため、介護やリハビリの現場で採用いただく機会も増え、特に若い世代のスタッフに非常に人気があります。
カラーバリエーションの多さは、同じ病院やクリニックの中で、分野や職域に分かれて着用することで、利用者にわかりやすいようにしている施設もあります。少人数のためにスクラブの色を好きに選択して着用している場合でも、下のパンツを紺で統一すれば全体的にまとまったイメージで、華やかな印象にすることも可能です。
また、メンズとレディスの両方で同じ色が作られているため、性別によって色が分かれてしまうこと無く、病院やクリニックの雰囲気づくりをすることも可能です。
スクラブインナーについて
最近の医療現場では、スクラブやケーシー白衣(ナース服)の下にコンプレッション型のインナーを着用している医療従事者を多く見受けられます。このインナーですが、実に様々な素材、デザインが世の中に出回っており、今回は‘ユニフォームとしてのインナーとは‘をテーマにしてご紹介させていただきます。
そもそもユニフォームでの製作コンセプトは、現場で働く様々な環境下での作業を想定して素材を選定し、デザインを起こしております。その機能の中で、ユニフォームならではの素材をピックアップしました。
※作業環境や各個人の体感差により、内容につきまして差異はございますが、お含みおきいただければと存じます。
下記素材は一般のアパレルではあまり用いられない素材ですが、ユニフォームではより多くの商品に取り入れられており、作業環境向上のサポートをしております。
着脱時のパチパチ感を軽減
この着脱時のパチパチ感は、湿気の少ない冬場に起こりやすく、化学繊維素材(一般的に使用されているポリエステル高混率)を着用することで発生します。昨今、インナー素材は洗濯耐久性やイージーケアによるポリエステルや同類の化学繊維素材が多く販売されている現状です。
その中で作業服メーカーから帯電防止機能を備えた(静電気の発生を抑え、着脱時のパチパチ感を軽減する素材)コンプレッションインナーを発売しております。こちらのインナーはコロナ放電により帯電する静電気を放電し、パチパチ感を抑える効果があります。
この効果が知れ渡り、今まで作業服を購入されていたお客様以外の医療従事者から引き合いも多くなりました。
汗臭、アンモニア臭、加齢臭が気になる
肉体労働が多い医療従事者は、オペ室、補助、介助等の様々な現場で作業により、大量の汗をかくことが多く、また仕事にも影響が出る恐れもあります。
実際に現場では「仕事中の汗、汗の臭いが気になる・・・」といった声をよく伺います。対策として消臭機能がついた吸汗速乾インナーが選択肢の1つです。最近は制菌加工やイオン分解など様々な加工技術向上により、消臭機能がUPしており、洗濯洗剤の機能も向上しており、部屋干しでも同様の効果が得られるようになりました。
他にも寒さ対策(汗冷え防止)のインナーをはじめ、軽量・最薄素地など、様々な商品を取り揃えております。ぜひ、この機会にご自身の環境下に合わせた素材、デザインをお選びいただき、快適な環境下でお仕事に取り組まれてはいかがでしょうか。
病院ユニフォーム・医療スクラブ提案について
e-UNIFORMでは、病院ユニフォームのデザイン提案も行っています。病院制服リニューアルをご検討の際はお気軽にご相談ください。医療スクラブカタログを無料でお送りします。是非ご活用ください。