白衣やナースウェアのポケットの周りに、黒や赤のインク染みが付いてしまった・・・なんてことはありませんか?うっかりボールペンの先が出たままの状態でポケットに差し込んでしまったり、ボールペンを入れたまま白衣やナースウェアを洗濯したりすると起こってしまいます。
真っ白な白衣やナース服にインクの染みが付くととても目立ちますし、患者さんに清潔感がない印象を与えてしまいますので、何とかきれいにしたいところです。
今回は、白衣やナース服に付いた「インク染みを落とす方法」をご紹介します。ボールペンのインク染みでお困りの先生や薬剤師さん、看護師さん、歯科衛生士さん必見です!

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白衣の染みはとにかく早めの対処を!
一度付いてしまったインク染みを落とすのは大変です。特に、時間が経ってインクが繊維の中まで入り込んでしまった場合、水性インクでも落とすのはとても難しくなります。インクの染み抜きは早めの対処が肝心。気付いたらすぐに染み抜きをするか、染み抜きをする時間がない場合でもペーパータオルや布を押し当てて、白衣・ナース服の布地からインクを吸収させ、染みが広がってしまうのを防ぎましょう。その際、ふき取ったりこすったりするとインクの染みが広がってしまい逆効果です。必ず押し当てるようにしましょう。
白衣の汚れの落とし方
油性ボールペンのインク染みは、消毒用エタノール、あるいは除光液(プロピレングリコール類含有のもの)ときれいな布を使って落とすことができます。ボールペンのインク染みを落とす手順は以下のとおりです。
ボールペンインクの落とし方(1) エタノールをつける
消毒用エタノールあるいは除光液を白衣の目立たない部分に少しだけ付け、色落ちや変色がないかを確認します。染み抜きをする前に必ず行ってください。
ボールペンインクの落とし方(2)当て布をしてたたく
インク染みで汚れた部分の下に、きれいな布を1枚当てます。汚れた部分に消毒用エタノールあるいは除光液を少しずつ垂らしその上から当て布を置き、裏からたたいて当て布にインクを写し取ります。
ボールペンインクの落とし方(3)繰り返す
(2)を繰り返し行いましょう。当て布がインクで汚れてしまったら、きれいなものに取り換えます。
インクが布に染み出してこなくなったら染み抜きは完了です。白衣・ナース服に付いているタグに記載されている洗濯表示を確認して、適切な方法で洗濯しましょう。
※消毒用エタノールあるいは除光液を使う際には火気・換気に十分注意して行いましょう。
※油性のボールペンは簡単に消えないことが前提に作られているため、上記の方法でもインク染みが残ってしまうことがあります。

そのほかのインク染みの落とし方
服についたボールペンインクの落とし方以外にも、業務中や日常生活でついてしまいがちなシチュエーションごとに、ボールペン汚れの染み抜き方法をご紹介します。
壁についてしまったボールペンインクの落とし方
壁紙によって落とせないものがあります。紙製や布製の壁紙だと水性ペンでも汚れが落としにくくなります。つるつるした壁であれば、下記の方法が有効です。
- 消毒用エタノールを含んだ脱脂綿を壁についたボールペン染みに10秒ほど押し当てる
- そのままゆっくり拭い、湿らせたメラニンスポンジで優しくこする

白衣についたボールペンインク落とし方 まとめ
白衣やナース服を汚さないように気を付けることはもちろん大切ですが、毎日忙しく働いていると「うっかりインク染みを付けてしまった」ということは、どうしても起きてしまいます。そんなときは、上記の方法をぜひ試してみてください。早めに対処することで、インク染みで汚れてしまった白衣やナース服を元通りきれいにすることができるかもしれません。医療従事者なら、近くにアル綿(アルコールワッテ)が必ずあるのですぐに対処できそうですね♪
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